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訪問看護の面接でよく聞かれる質問をこっそり紹介!これだけ対策すれば準備は万全に!

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・訪問看護で働きたいけど何を聞かれるかわからないから不安

・面接対策のために何を準備したらいいの?

・面接で良い印象を持ってもらうためには何をしたらいいの?

訪問看護で働いてみたいけど、このような不安があって前に進めないと思っている方はいらっしゃいませんか?

病院での面接に似てる部分もありますが、訪問看護において特有かつよく聞かれる質問があります。これを知らずに面接を受けてしまったら、思った返答ができずに働きたかった事業所で働けなくなったという結果になってしまうかもしれません。

面接への不安があっても確認事項を知って回答を準備しておくことで、その不安は解消されます。

今回は、訪問看護の面接を受ける前にすること、面接でよく聞かれることや面接の時に注意することを解説しています。

これから訪問看護ステーションで働きたい方や、今後働いてみたいと考えている方は是非ともこの記事を参考にしてみてください。

面接を受ける前にすること

転職をするためには面接を受けるのは必須です。久しぶりの面接で不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。

実は、面接を受ける前に確認しておくべきことがあるのはご存知でしょうか。

この項目では、訪問看護の面接を受ける前にすることについて解説しています。

それぞれ見ていきましょう。

訪問看護の仕事内容を理解する

まずは、訪問看護の仕事内容を理解しましょう。訪問看護の現場では、これまでの看護師の経験だけでは想像がつかないシチュエーションも少なくありません。

利用者さん宅へは基本的に看護師1人で訪問します。精神科の利用者さんへは状況によっては複数名の訪問があります。訪問中は主治医の指示のもと、必要な医療ケアや看護を実施します。

移動は徒歩または自転車、自動車など事業所から利用者さんのお宅への距離や駐車場が用意できるかなどの条件によって違いがあります。長距離運転が苦手という方は、どれくらいの移動があるかは見学の際に確認しておくと良いでしょう。

移動時間の間に訪問の記録を記載します。月末には主治医やケアマネージャーなどへその月の訪問内容を記載した報告書を作成し郵送または持参するために準備を行います。この報告書は、訪問看護自体の継続の必要性も明確にできるため、内容を充実させる必要があります。

他には、利用者さんを取り巻く多職種を含めて担当者会議が開かれる際には、訪問看護師も参加します。担当者会議は、同じ事業所のスタッフだけではなく、他事業所のスタッフが参加することがほとんどであり、利用者さんだけではなくさまざまな人とのコミュニケーションを密に取り連携していくことが重要です。

自宅から事業所への距離

自宅から事業所への移動距離も事前に確認しておきましょう。通勤において直行直帰をうたっている事業所も増えてきています。

子育てや介護をしながら仕事を続けたいと考えている方は、できるだけ自宅近くの事業所が良いでしょうし、直行直帰であれば通勤の負担も少なく働きやすさを感じられます。

自宅から事業所までの距離を確認するのと同時に、時間帯ごとの渋滞や混雑状況を確認するとより良いでしょう。事前に確認していた時間と、面接当日の時間帯では渋滞や混雑状況の違いで思った以上に時間がかかって遅刻してしまったという状況にならないように注意します。

対応している利用者さんの状況

事前に知るべき内容の一つに、対応している利用者さんの状況も確認します。

それは、精神科領域の利用者さんだったり小児の利用者さんの対応をしている場合は、自分がこれまで看護師として経験したことだけで活動できるかどうかを判断しないといけない状況にもなってしまいます。

精神科領域や小児以外にも、人工呼吸器などの医療機器を使用している利用者さんへの訪問をしないといけない場合もあるため、これまで経験した内容についてもあらかじめ明確にしておくことをおすすめします。

経験がなくても事業所が研修の場を設けたり、経験がない領域の対応は無理には訪問しなくても良いといった対応がなされるかだったりを確認しておきましょう。

事業所の理念

事業所それぞれに理念を掲げています。

最近は、ホームページにその理念をアップされていることも多いため、事前に確認して自分もその理念をもとに働いていけそうかどうかを考えておきましょう。

事業所によっては、働いていく上でかなりの負担を感じてしまいそうであったり、働いてみたら思っていたのと違うと転職失敗したとがっかりしてしまうことになったりとなりかねません。

難しい内容ではありますが、自分のやりたかった看護を実践するためにも重要なことなので確認しておきましょう。

面接でよく聞かれること

一般的な就職のための面接と同じように、訪問看護への転職での面接においてもよく聞かれる質問があります。

この項目で詳しく解説していますので、事前に準備して練習するのも良いですね。

それぞれ見ていきましょう。

看護師としての経験年数や内容

転職の面接では、これまでの看護師としての経験年数や経験した内容をよく聞かれます。これは、経験があるだけ即戦力として活躍してもらえるというメリットがあるからです。

例えば、急性期病棟であったり、回復期病棟であったりと病棟ごとに経験したであろう内容が若干違ってきますが、訪問看護ではその経験年数が即戦力と考えてもらえるでしょう。

また、精神科領域であっても経験年数が長いほど対処できる事例も増えるため印象も良いです。

これまでに印象に残っているエピソード

この質問の意図は、看護師としての姿勢や意識していること、気づきなどを経て成長したところを知るためです。質問する側としては、訪問看護師としてはどんなふうに活躍できそうか、意欲はどうなのかといったイメージができます。

この質問を受けた時には、訪問看護をしたいと思ったきっかけにつながるエピソードを伝えると相手にも入社後に活躍しているイメージをしてもらいやすくなります。

あなたの看護観とは

印象に残っているエピソードと似ていますが、それぞれの看護師自身の看護観も重要視されます。

看護学校を卒業してからの看護観から実践後にどう変化したか、訪問看護で活躍する上ではどう成長し看護観の変化がどう変わっていくのかを事業所側は見ています。

例えば、個別性を重視した看護の実践や患者を取り巻く家族を含めた看護だったり、相手の気持ちに寄り添う看護だったりと具体的に伝えるようにしましょう。

長所・短所

自分自身の長所や短所もよく聞かれる質問です。

困ったことがあっても解決まで粘り強く対応できるか、明るく笑顔で利用者さんに接することができるかなど性格を知るために質問されます。

これは、問題解決能力であったり、利用者さんやご家族、スタッフとの関係を良好に保てるかを判断するためです。

オンコール対応は可能か

訪問看護では、オンコール対応を実施している事業所も少なくありません。

入社後にオンコール対応が可能かどうかを相手も事前に知りたいと考えています。自分自身の家族の都合や体調面などを考慮し、オンコール対応が可能かどうかは事前に決めておくことをおすすめします。

訪問看護師になりたいと思った理由

これまでの看護師としての経験から、どうして訪問看護師になりたいと思ったかも相手が知りたい内容の一つです。

この質問は、あなたの訪問看護に対する意欲を知りたいという意図があります。

退院後に自宅に戻った患者さんが再入院することにならないようなケアをしたいだったり、緩和ケアをしたいだったりと訪問看護師としてどのようなことをやっていきたいかといった内容も含めて返答できるとより良いでしょう。

遠方の利用者さんへの訪問は可能か

事業所によっては、事業所近辺だけではなく利用者さんのご自宅が遠方の場合もあります。

スタッフの人数や担当に振り分けた際に、遠方に訪問してもらう可能性があります。

遠方であれば自動車での移動がほとんどとなるため、長距離の運転が苦手であったら苦痛を感じてしまうかもしれません。

移動時間も苦痛に感じずに楽しめるような余裕があると心身の負担も少なく働くことができます。

前職の退職理由

前職の退職理由は転職の面接ではほとんど聞かれる内容といえます。

人間関係で退職したのかだったり、仕事内容が自分に合わなかったり、入社後も同様の理由で退職されては事業所側も困ってしまいます。

訪問看護をしたかったからと前向きな理由であれば好印象を持ってもらえるでしょう。

面接の時に注意すること

久しぶりの面接で何をしたらいいか迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

いざ、面接となった時に注意すべきことがあります。

この項目で詳しく解説しています。

言葉遣い

言葉遣いは特に注意しましょう。敬語で話すのは必須であり、普段から丁寧な言葉遣いができるかどうかが重要です。

普段から丁寧な言葉遣いができないと、入社後に利用者さんやご家族、ケアマネージャーなどの連携先へ悪い印象を与えてしまいます。

清潔な服装

面接では、清潔な服装で臨みましょう。服装は基本的にスーツが良いです。色に関しては、ブラックだけではなくダーク系やグレー系でも問題ありません。

中のシャツは白でシワがないように前日にはアイロンをかけたり事前にクリーニングに出しておくことをおすすめします。胸が開きすぎないシャツを選びましょう。

スーツに合わせる靴は、ヒールが低めのパンプスがベストです。アクセサリーに関しても派手なものを避けて小さなものを1つ身につけていくと良いでしょう。無理にアクセサリーをつけていく必要はありません。

面接時間までは余裕を持って移動する

事業所までの交通手段や、面接時間の渋滞状況などを事前に確認しておきましょう。

平日の日中や通勤時間帯では移動時間の変動が考えられます。面接に遅れないように前もって近くまで試しに行ってみるのも良いです。

履歴書の準備

履歴書を書く時には、文字は丁寧に書きます。また、誤字がないように下書きをしておくのも良いでしょう。

履歴書の志望動機に自分の看護観だけではなく、訪問看護で働きたいと思ったきっかけなどを簡潔明瞭に記載します。どんな訪問看護師をしたいか、これまでのどんな経験が訪問看護に活かせそうかなどを記載すると好印象を持ってもらえます。

面接での良い回答

働きたい事業所の面接を受けるのだから合格したいですよね。どのような回答が良い印象を持ってもらえるのでしょうか。

次は、実際の面接で良い解答について解説します。

それぞれ見ていきましょう。

訪問看護でやりたいこと

訪問看護では、どのようなことができるかは事前に確認しておきましょう。利用者さんの看護以外にもご家族の支援や主治医やケアマネージャーとの連携も必要です。

具体的な回答例は以下の通りです。

「訪問看護では、利用者さんの看護だけではなく生活をする上で困っていることをご家族や主治医、ケアマネージャーと連携して相談し、できるだけ再入院せずに住み慣れた地域で暮らせるような支援をしたいです。」

一人ひとりと向き合う看護がしたい

訪問看護をしたいと考える看護師さんの中で、一人ひとりと向き合う看護がしたいと考えている方は多いです。

具体的な回答例は以下の通りです。

「病院や施設では一人一人と向き合う時間が少なく、もどかしさを感じていました。訪問看護では一人ひとりと向き合う看護ができると考え、応募しました。」

報連相を必ず行い困ったことも一緒に解決する

士で会う時間が少なく、報連相を密にしないと連携がとれません。

一人で困っていたとしても報連相を行い、自分だけで解決せずにみんなで一緒に解決する姿勢を忘れないようにしましょう。

具体的な回答例は以下の通りです。

「報連相を行い、自分一人ではなく関わるスタッフで一緒に解決するようにしたいと考えています。」

好奇心があり何にでも興味がある

訪問看護という新しい世界で働くことになり、これまで経験したことのない業務や対応も増えてきます。

また、これまで経験したことのない看護業務がある場合には、研修に参加したり先輩に同行して身につける必要があります。

具体的な回答例は以下の通りです。

「何にでも興味があり、新しいことに取り組むことは楽しいです。これまで経験したことのない看護業務も研修を受けたりして学んでいきたいです。」

誰とでも仲良くなれる

訪問看護は基本的に一人で訪問しますが、人見知りであったら利用者さんとなかなか打ち解けられないかもしれません。

誰とでも仲良くなれる人であれば、利用者さんやご家族ともスムーズな関係を築くことができます。

具体的な回答例は以下の通りです。

「誰とでも仲良くなれるのが長所です。」

面接でのNG回答

面接を成功させるために、無意識にNG回答をしないように注意しましょう。

以下で解説します。

働くか決めていない

働くかどうか決めていないのに面接を受けるのは相手に失礼にあたります。曖昧な回答を続けると、入社後も中途半端な対応をされるといった印象を持たれてしまいます。

働くかどうか決めていないのであれば、事前に見学をさせてもらうようにしましょう。事前に事業所の特徴や企業理念を確認し、自分に合うかどうかを確認しておくとトラブルを回避できます。

事前に調べてきていない

パンフレットやホームページを見たらわかることを事前に調べてきていないと、面接する側もそれを見抜きます。

本当に働きたいと考えていないのではないといった印象を持たれてしまう可能性があります。

特に聞きたいことはありません

最後に質問はないか聞かれることがあります。「特に聞きたいことはありません」と返答してしまうと興味がないと思われてしまうかもしれません。

できれば、働いたことを想像しながら具体的な質問を1つでもすることで好印象を持ってもらえる可能性があります。

採用応募問い合わせ

求人応募やキャリア無料相談もお気軽にお問い合わせください。

(まとめ)しっかりと対策して準備万全で訪問看護の面接に臨みましょう!

いかがでしたか?訪問看護で働くための面接対策についてご理解いただけたと思います。

これまで自分が考えてきた看護観を訪問看護の現場で活かせる機会が待っています。そのためには訪問看護の面接をクリアしないといけません。

面接でよく聞かれる質問は、訪問看護で働く上で重要とされるからこそ質問される内容といえます。スムーズに返答するためにも事前に準備しておくことが重要です。

また、採用面接でもあるため事業所への理解や面接時の服装などにも注意することを忘れないようにします。

あなたがあなたらしく訪問看護で働けるように万全の態勢で面接に臨みましょう。