仕事やプライベートでうまく行かなかった時などに落ち込むことは誰でも起こりうることです。
しかし、落ち込んだ気持ちの状態が長く続く場合はうつ病の可能性が高いです。一度うつ病になってしまうと、仮に原因となっていた原因が解決したとしても治らない可能性があります。
ウィリングでは焦らず、利用者さんとご家族、周囲の方とのコミュニケーションを大切にしてサポートし、共に社会復帰を目指してまいります。
主な症例
・気分の落ち込み(抑うつ気分)
・何をしても楽しいと感じない(興味・喜びの喪失)
・疲れやすい・倦怠感が続く
・不眠または過眠
・食欲の低下または過食
・集中力・思考力の低下
・自分に価値がないと感じる(自己評価の低下)
・罪悪感や無力感にとらわれる
・死にたいという思い(希死念慮)
・身体症状(頭痛・腹痛・動悸などの原因不明な体の不調)
周りが気をつけること
うつ病の方を支える際には、周囲の人の関わり方が非常に重要です。まず大切なのは、無理に励まさないこと。「頑張って」「元気を出して」などの言葉は、本人を追い詰めてしまうことがあるため注意が必要です。
本人のつらさや気持ちを否定せず、「つらいね」「話してくれてありがとう」といった共感や傾聴の姿勢が求められます。
また、日頃から様子を見守り、食事や睡眠、表情などの変化に気づくことも大切です。異変を感じた場合は、早めに専門機関の受診を促すことが回復の第一歩になります。
とはいえ、強く勧めるのではなく、「一緒に行こうか?」など寄り添う姿勢で伝えるとよいでしょう。
ウィリングでできること
私たちウィリングでは専門の看護師がご自宅のお伺いし、身の回りのケアをはじめ、利用者さんが不安に感じていること、悩んでいることに寄り添いコミュニケーションを取りながら改善に向けてサポートしてまいります。 また、訪問看護では利用者さんだけでなく、ご家族や周りの方とのコミュニケーションも大切にしております。普段利用者さんとコミュニケーションを取る中で「こんな時どうやって接したらいいか分からない」と他の方に相談できないようなことも専門の看護師にお話しください。
