統合失調症は発症のきっかけが分かっていない症状です。そのため、どのくらいの療養期間で症状が改善するかも人それぞれです。
ウィリングでは焦らず、利用者さんとご家族、周囲の方とのコミュニケーションを大切にしてサポートし、共に社会復帰を目指してまいります。
主な症例
・「誰かから監視されている」「誰かから盗聴されている」といった現実には何も起こっていないが妄想が強くなる
・話すことにまとまりがなくってきたり、何を伝えたいのか、わからなくなってくる
・これまで興味を持ってやってきたことに興味を示さなくなり、だんだん引きこもるようになってくる
・喜怒哀楽の感情がだんだん少なくなってくる
・相手の感情に鈍感になったり、理解が苦手になってくる
周りが気をつけること
統合失調症は再発しやすい病気です。そのため、改善が見られとしても、周囲の対応によっては再発するだけでなく、さらに症状が悪化してしまうこともあります。
今の"辛い状況を理解して寄り添ってあげること"や"常に見方であること"を示してあげてください。
また、対応に悩むときや困ったときは専門家にご相談されることをおすすめいたします。精神科医や心理カウンセラーをはじめ、通院が難しいと思われるときは精神科に特化した訪問看護のご利用もできます。
ウィリングでできること
私たちウィリングでは専門の看護師がご自宅のお伺いし、身の回りのケアをはじめ、利用者さんが不安に感じていること、悩んでいることに寄り添いコミュニケーションを取りながら改善に向けてサポートしてまいります。
また、訪問看護では利用者さんだけでなく、ご家族や周りの方とのコミュニケーションも大切にしております。普段利用者さんとコミュニケーションを取る中で「こんな時どうやって接したらいいか分からない」と他の方に相談できないようなことも専門の看護師にお話しください。
